嘉手納町立屋良小学校
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校内研の部屋

公開日 2019年04月01日

令和2年度 屋良小学校 校内研修計画

 

 

1 研究主題

<研究の視点>

基礎的な知識・技能を身に付け、見通しをもち、筋道を立てて考え、表現する能力の育成 

~算数科における学びの場の工夫を通して~

<修養の視点>

  教育技術の共有化・活用を通した職能成長 ~教育技術・方法の学びを通して~

 

2 研究主題の設定理由

平成29年告示の学習指導要領では、総則で指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項として「~略~主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を通して資質・能力を育む効果的な指導ができるようにすること」と述べている。つまり、学習の基盤となる言語能力や問題発見・解決能力等を育成し、知識、技能を活用して教科横断的な思考力・判断力・表現力に裏打ちされた資質・能力を育む主体的・対話的で深い学びを構築する授業改善が課題となっている。本県も、それらを踏まえ、「学力向上プロジェクト」を基に、日常の授業改善に重点をおいた学力向上、学校改善の推進が求められている。

  本校は、2カ年に及び、国語科の説明的文章領域において「読む」ことから得られた新たな「ものの見方・考え方」を書いたり、話したりして児童の思考を広げ、深める研究に取り組み、教材分析や教師によるモデル文等を作成し、それらを手立てとした授業スタイルの構築に努めた。その結果、発達段階に応じた学びの場の工夫を位置づけた授業像を全教諭で共有し、付けたい力を明確にした授業づくりが目指せるようになってきた。児童の成果としては、自分の考えを文章に綴ったり、他者に伝えたりする姿勢が見られるようになり、目的に沿って教材文を読解したり、文種に応じた言語活動が展開できつつある。

しかし、諸検査の結果からは算数科において顕著な落ち込みが見られ、まず、四則計算等の基礎的・基本的な技能の習得に課題が見られる。更に、課題解決場面においても、自分の考えを表現するための手立てとしては立式のみに留まり、自分の考えを文章や図式化して表現することにも大きな課題が見られる。これらは、習得した知識、技能を活用させる場面が不十分であったり、「考えてみたい、解いてみたい」という問いを引き出し、児童相互の思考を共有させる学習活動が適切に設定できなかったりしたことに要因があると考えられる。昨年度の校内研修の課題を振り返ってみると、自分の考えを表現する場面で、児童の思考を深める手立ての不十分さが挙げられる。その結果、既習事項を基にそれらを活用、表現したり、他の事象へ汎用させたりすることができていないという実態が明らかになった。

そこで、国語科における昨年度までの研究の成果も踏まえつつ、本年度は、算数科における「問い」を引き出す発問の工夫により、児童相互の思考を広げ、深める過程を共有し、他者の考えから、自己の学びへの転換を図る振り返りの充実を位置付けた授業づくりを目指したい。そのことにより、習得した知識・技能を新たな課題に汎用させ、思考を共有することで見通しをもち、筋道をたてて考え、表現する能力の育成に迫ることができるであろうと考え、本テーマを設定した。更に、自分の考えを交流させることで、他者の考えから新たなものの見方・考え方を広げる主体的・対話的で深い学びの構築をも目指すことができると考える。

 

3 研究仮説

「問い」を引き出す発問の工夫により、児童相互の思考を広げ、深める過程を共有し、他者の考えの解釈から、自己の学びへの転換を図る振り返りを充実させることで、見通しをもち、筋道を立てて考え、表現する能力の育成を目指すことができるであろう。

 

 


4 本研究でめざす学びの場の工夫

【低学年】仲間とかかわりながら,自分の言葉で考えを表現する。


【中学年】学び方がわかり,筋道を立てて思考を深めることで自分の考えをまとめ、表現する。

【高学年】人との関わりの中で,自分の考えを表現したり広げたりして,学びを振り返る。

5 研究方針

(1)共通理解、共通実践のもと、全職員で研究主題を追究していく。

(2)研究仮説を設定し、仮説の検証に努める。

(総括評価…到達率低90、中85、高80%以上、児童のノート、記述、単元、学期、年間を通しての学びの変容)

(3)全学年で言語活動の充実を位置づけた算数科の検証授業を行い、指導力の向上に努め、授業改善に活かす(隣学年及び全体研授業者は本務教諭とする)。

(4)校内研修日を設定し、計画的に取り組む。検証授業や理論研修では講師として指導主事(補)や、指導力、実践力に優れた教諭、大学教員等を招聘し、研究を深める。

(5)校内研修(全体会)の司会・記録は、各学年輪番制とする。また、授業研究会・隣学年部会では隣学年で司会・記録を担当する。

 

6 研究方法

(1)算数科において発問と共有(交流)場面を工夫した問題解決型の授業を実践する。

(2)原則として、第2・4水曜日を校内研修日と位置づける。

(3)検証授業を進めるにあたっては,指導案作成を学年部で取り組み,検証授業が

進められるようにする。授業は研究テーマに沿ったものであり,授業研究会ではその内容が深められるようにする。

    ~検証授業については以下の通りとする~

   ・算数科とする。

   ・言語活動の充実,全員参加の授業づくりの視点を取り入れた授業展開。

   ・3学年が全体研授業、3学年が隣学年研授業を設定し、全学年公開検証授業を実施する。

    (元年度は、1・3・5学年が全体研を実践したので2年度は2・4・6学年)

 ・全体授業学級以外は,4校時で下校し(5校時欠時)、授業研究会の時間を確保する。

  授業開始時刻は、13:15とする(休憩時間は後取り)。

(4)主体的に学ぼうとする力、学んだことを表現したり、活用して理解を深めたりする力を育成するための取り組みを授業改善の視点とする。

(5)板書計画や教具を次年度の資料として残し、担当学年へ引き継ぐ。

(6)学力向上推進と校内研修を連携して行う。(補習や家庭学習の取組等)

 

7 研究内容

(1)算数科の基礎的・基本的な内容を確実に定着させるための実践を基に、言語活動の充実を位置づけた授業づくり。 

(補習も含めた四則計算の確実な定着、発言することへの耐性、ボード等への思考の記述)

(2)わかる授業・参加する授業、個に応じた学習指導の実践。

(板書と対応したノートづくり・発問計画、教材分析、掲示物、教具の作成・活用)

(3)交流を通して自分の考えを広げたり、深めたりする等、表現する能力の育成へつなげる理論研修と実践(聴き合い・学び合う集団の構築)。

(4)終末問題(共通教材ドリルの活用等)における評価規準の提示(見通しをもたせ、意欲の喚起)。

(5)学習環境の整備 

  (デジタル教科書、掲示物、教具、支持的風土の醸成)

(6)修養テーマと関連づけた研修 

(言語活動の充実を位置づけた授業づくりに関する理論研修、英語指導、特別支援教育、ICT活用、応急手当講習、地域学習、道徳教育、キャリア教育等…)

 

以下、詳しくお読みになりたい場合はこちらをご利用ください。

R2 校内研修計画案[PDF:323KB]

 

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