公開日 2026年06月18日
6月の平和月間、そして来週の「慰霊の日」を控えた本日、全校児童を対象に「平和講演会」を開催いたしました。 講師には、元小学校教師の 下地 史彦 氏 をお招きし、低学年と高学年の2回に分けて、分かりやすくお話しいただきました。
📜 写真や資料、そして「本物の不発弾」から学ぶ戦争の残酷さ
下地先生は、当時の沖縄戦の様子や、犠牲になった人々、破壊された街の様子などを、貴重な写真や資料を駆使して伝えてくださいました。 平和の礎に刻まれた、たくさんの名も無き子供たちの名前。戦争がいかに残酷に、一瞬にして未来ある命を奪っていったかを知り、子供たちは真剣な表情で聞き入っていました。

そして何より子供たちが衝撃を受けていたのは、下地先生が持参してくださった「実物の不発弾(安全処理済み)」や「砲弾の破片」です。 実際に手で触れる機会をいただき、子供たちからは驚きの声が上がりました。
「思ったよりもずっと大きくて、ずっしり重い……!」
「こんなに恐ろしいものが、空からたくさん降ってきたなんて信じられない……」
初めて見る本物の鉄塊の重みに、戦争の恐怖とリアルさを肌で感じ取ったようでした。

🤝 「学ぶこと」と「伝えること」:児童代表のお礼の言葉
講演会の最後には、児童を代表して3年生のN.Aさん、6年生のM.Kさんが感想とお礼の言葉を述べました。
「私たちにできることとして、『しっかり学ぶこと』と『次の世代へ伝えていくこと』の2つを、これから行っていきたいです」
下地先生の講話だけでなく、前回の校長講話での約束もしっかりと胸に刻み、未来へ平和を繋ごうとする頼もしい決意で、講演会を締めくくってくれました。


🎨 学校全体でつなぐ平和のバトン(戦争パネル展のご案内)
現在、嘉手納小学校ではどのクラスでも、担任の先生がそれぞれの学年に合わせた「平和(命)について考える授業」を工夫して行っています。また、図書室や視聴覚室では「戦争パネル展」も開催中です。


子供たちが平和学習を通して感じたこと、考えたことの成果は、もうすぐ校内に掲示される予定です。 保護者の皆様も、学校へお越しの際はぜひ子供たちの感想やパネル展をのぞきにいらしてください。ご家庭でも、命と平和についてお話しするきっかけにしていただければ幸いです。
